今現在通常のアップデートを済ませた状態で主な問題点としていくつかあります。たぶんTransbookだからというよりWindows10だからという問題点に近いです。
気づいた順番に挙げてゆきましょうかね。
画面が暗転してほぼ毎回パスワード入力が必要でとっても面倒
まず最初に気になったのが、電源を入れて放置していると画面が消えるという一般的な設定ですが、面倒なのがかなりの頻度で毎回ロックされてしまい毎回パスワードを入力する状態になっているということ。Windows10のデフォルト動作なのかもしれませんが、地味に非常に厄介な問題でした。Windows10の設定方法がコントロールパネルと設定に分散されている形となっているので、直感的に設定できるか所以外になると探すのに苦労します。構成が非常に厄介なのが最終的に操作したい設定項目へたどり着くまでに何通りか遷移方法が存在するのも把握するのがとても厄介なことになっています。
一つは設定>システム>電源とスリープの設定。ディスプレイが暗くなるまでの時間と、スリープするまでのタイミングが設定できます。
もう一つはコントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\電源オプション\システム設定で指定することができる電源ボタンとカバーを閉じたときの動作とスリープ解除時のパスワード保護の設定。
この2か所で画面が暗転してスリープしてからロックがかかるまでの時間やスリープ後のパスワード入力の設定ができるようになります。
すっげぇわかりづれぇ…
しかも画面が暗転するとキーボードやタッチパッドを触っても復帰しないことがあり(この点の原因は後述)、電源ボタンをおしてもうまく復帰できない状態に陥ることがあって安定性と信頼性という点で問題でしたが、ある程度落ち着きました。
Bluetoothが微妙…
実際にどのように微妙かといえば、マウスを使う上で反応が微妙になってしまったり、途中で切れてしまうような感じになってしまいました。マウスだけであれば相性なのですが、これがBluetoothヘッドフォンでもとぎれとぎれになることが多く、始めはアンテナが悪いのかと思いました。キーボードと一緒に常に使えば問題ないのですが、残念なことにタブレット単体の状態でBluetoothが使えないのは正直価値が半減してしまうので試しにデバイスマネージャでBluetooth無線のプロパティーを開き電源の管理のタブページで「電力節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」といういつものスイッチをオフにしてあげました。現状これでかなり安定するようになり、マウスの切断はされなくなっています。
ヘッドフォンに関しては残念ながらApt-Xへの対応はプロトコルスタックを見る限り対応してなさそうです。将来対応されることは期待します。
キーボードやタッチパッドが反応しなくなる
レビューで記載されていた問題ですが、最初のうちは確かに問題は気づきませんでした。レビューでは接続コネクタの接点不良のような判断が下されていましたが、ほぼなんの衝撃も与えない状態で再現していたので、原因を探っていました。復旧方法として、いくつかあり、一度電源ボタンを押してスリープさせてから復帰させたり、カバーを閉じて再度開くと復旧して入力できるようになるという書き込みを見た気がします。
何度か経験していますが、カバーをいったん閉じてから再度開くと復旧することが多いいです。また一度タブレットとキーボードカバーをいったん分離させて合体させると復旧するということもあったように思います。
キーボードやタッチパッドが反応しない状態でデバイスマネージャで確認すると通常はユニバーサルシリアルバスコントローラーの下に
Intel(R) USB 3.0 eXtensible Host Controller - 1.0(Microsoft)
USB Composite Device
USB ルートハブ(xHCI)
汎用USBハブ
と4つぶら下がっているのですが、
Intel(R) USB 3.0 eXtensible Host Controller - 1.0(Microsoft)
USB ルートハブ(xHCI)の二つしか見えなくなっていました。
無反応になってしまったこの状態で一度USBルートハブ(xHCI)を再起動させようと、無効にしたところデバイスマネージャがハングアップしました(笑)
その状態陥ってしまうと何もできないようなので仕方なしに再起動をかけました。(実際には休止を行えるように設定を変えてから試してみましたが復帰しなくなっちゃいました)
再起動をかけた状態でデバイスマネージャを接続別表示で見てみると
PCIExpressから
Intel(R) USB 3.0 eXtensible Host Controller - 1.0(Microsoft)
USB ルートハブ(xHCI)
汎用USBハブ
USB Composite Device
と順番に直列に接続されていました。 実際のキーボードは間接的にUSB Composite Deviceにぶら下がっており、なかなか面白い格好になっています。
とりあえずやれることはドライバの更新なのですが、更新を押したところで変わるはずもなく、仕方がないのでBluetoothと同様にUSB ルートハブ(xHCI)のプロパティーから電源管理で「電力節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外して様子を見ています。
ほかにも
Intel(R) USB 3.0 eXtensible Host Controller - 1.0(Microsoft)
汎用USBハブ
の電源管理があるので今後キーボードが無反応になればそちらもオフにして様子を見たいとおもっています。(原因を特定させたいので問題となっていそうなデバイスのみ設定しています。)
>> 2016/04/29 追記
ほとんど無反応になることはなくなりましたが昨日ブログ記事を書いていたところ再発しました。
3.0とUSBルートハブをオフにしていたのでいったん元に戻して入力デバイスだけオフにしてみました。
<< 2016/04/29 追記
最後のキーボードカバー部の(おそらく)ハングアップ問題以外はかなりWindows10固有の問題です。キーボードカバー部の問題も広義にはWindows10の問題だといえると思います。
機能的に不満があるのはやはりどうしてUSB3.0コネクタで充電できないのか、とかmicroSDカードスロットの転送速度が遅い気がするとか、その程度で、いまのところマシンスペックは非常に満足しています。


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