以前安いBluetoothヘッドセットを購入してBluetoothの音質の悪さを実際に体験してこれでオーディオ用は厳しいかな?と感じていたのですが、Bluetoothのバージョンが上がってプロファイルも整備されて音質は良くなっているようですね。
マニュアルに記載されているスペックは以下の通り
| Correspond | Bluetooth V4.1 |
|---|---|
| Support | HSP, HFP, A2DP, AVRCP |
| Transmitting Power | Class 2 |
| Working Distance Range | <= 10m |
| Frequency Range | 2.4026GHz - 2.480GHz |
| Charge Time | <= 2 hours |
| Talk Time | >= 10 hours |
| Music Time | >= 8 hours |
| Standby Time | >= 80 hours |
電波の範囲が10m以下となっています。実際に使ってみると、室内に置いて扉と窓を隔てた3m程度の距離のベランダに出ると瞬間的に音が途切れました。
また接続先のデバイスの出力が小さいとヘッドフォンをつけて両手で左右の耳をふさぐような形にするだけで音声が途切れたので電波感度はそれなりという感じです。こんなもんかなという程度。
購入したものは並行輸入品で初期の状態では中国語の音声アナウンスになっていました。半分あきらめていましたが、色々と試した結果、電源が入っている状態でボリュームコントロールのスイッチを押し込んで数秒するとアナウンスが英語に切り替わりました。長押しするたびにナビゲーションの言語が中国語と英語に切り替わります。まぁ中国語っぽい英語で、ネイティブ?というような音声でした。でも日本人より英語なんだとおもいますが(^-^;
面白い機能としてBluetoothのペアリングが一つ前のペアリングを保持するという機構になっているようです。
明確に切り替えられるわけではないので、実際に複数の機器に接続しながら使うような使い方の場合、毎回ペアリングする必要がありますが、2台までならその切り替え作業を緩和することができます。
ただし、あとからペアリングしたものが優先度が低いので同時に複数のデバイスから音声データが再生された場合、あとからペアリングした方ではなく、先にペアリングしたものに接続します。
一番困りそうなシチュエーションとしては先にスマホ、次にタブレットの両方にペアリングを行った状態で、家の中でタブレットの音声を聞いていて、そのまま外に出てスマホで音楽を聴きながら電車の中などでタブレットの電源を入れるとそのままタブレットの音がなってしまうというパターンが発生してしまうのが欠点となってしまいます。
アンドロイドはBluetoothのボリュームと本体のメディアのボリュームが分かれているのでボリューム調整されていれば大音量で流れることはないのですが、それでも音が鳴ってしまうというのは怖いですね(笑)
マニュアルは英語のみでしたが、英語常に赤点の私でもなんとなく意味が解るので普通の人は問題ないと思います。
ヘッドセットとして利用する場合は音声での着信応答にも対応しているようで着信時にYesまたは Noと発音すると着信するか着信拒否することができるようです。
両手がふさがっているような状況だと便利そうですね。
そもそもスポーツ向けの商品なのですが、形状的な理由から襟のある服装をしていると首の後ろに回っているワイヤー部分が襟と接触して着け心地はあまりよくありません。
襟なしのシャツなどであればほとんど気になりませんが、背中を丸めて頭が前に飛び出ているような姿勢だと首に触れてしまいこれも付け心地が悪くなります。
ある意味姿勢を正すための定規のような商品かもしれません(笑)
音質に関しては可もなく不可もなく。多少籠っている部分はあるものの、昔のBluetoothとは違い、かなりまともです。
(2015/12/01追記)
確かApt-x対応と謳われていた気がしますが、Apt-x対応のデバイスに接続したらApt-xが有効にはなりませんでした。
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