2015年3月28日土曜日

HUAWEI GL07S

使用しているハードウェアのレビューなどかなり主観が入っているのはご了承ください(笑)

もともと機種変のために半ば強制的に入手した端末です。本当はNEXUS 5がよかったのですが、都合上古いこちらになってしまいました。
それ以前はWndows Mobileのhtc S21HTを結構長期間使ってました。
とても今更な記事ですけど、使用し始めて1年4ヶ月程度経過した今だからこそ結構細かいところまで言及できているのではないでしょうか?

製品仕様

CPU クアッドコア 1.5GHz
RAM 1G
ストレージ 32.0GB
解像度 720x1280
Android 4.1.2
Wi-Fi IEEE802.11b/g/n
 WEP,WPA/WPA2
 PSK Wi-Fi Direct
Bluetooth 4.0+EDR Power Class 1(約100m以内)
 HFP,HSP,PBAP,OPP,A2DP,AVRCP,HID,PAN,FTP,SPP
テザリング PocketWifi/Bluetooth/USB
(詳細は後でもっと追記できたらいいかな(笑))

機能性

端末全体のパフォーマンスは結構良いレベル。普通に使っていてこれと言って問題はない。
グラフィックスもほぼ問題もなく、性能も悪くない。
決してヘビーユーザー向けの端末ではないので、発熱の問題もあり、長時間使用には向かない。

バッテリー

バッテリーに関しては普通に持ち歩けるレベル。
アンドロイドの特性上、バッテリーを浪費するようなアプリは無理だが、PocketWifiをオンにした状態で回線の電波状況にも左右されるがそれほど悪くない状態であればフル充電から電源が落ちるまでには(使用開始から1年半程度たった現在でも)10時間程度はもつので個人的な問題はほぼないです。
単体で使う上ではディスプレイの消費電力が高いので、フル充電から空になるまで下手すると2~3時間程度で空になってしまう気がします。

一般的なサラリーマンで通勤時や休息時のちょっとした使用やちょっとした電話だけであれば外出分はギリギリ持つ感じでしょうか?
マネージャーや出向先で電話をメインとする場合はおそらく充電器か外部バッテリーが必須です。

タッチパネル

発売当初はタッチパネルの問題があったようですが、幸いなことに使い始めたころにアップデートで問題点は改善され、感度も良好です。
高感度モードもあり、手袋などをつけたまま操作することも可能です。

ディスプレイ画面

ティスプレイの輝度や色彩もとてもきれいです。ただし、日向などでの使用はきついです。
視野角も上下左右どこからでも違和感はありません。
電車などで使うのはプライバシーフィルタがないと結構のぞき見されちゃうかもしれません。(つかってませんけど)

カメラ

背面と前面の両方にカメラがあり、背面カメラの性能も悪くはありません。
動画の撮影をおこなってもスマホとしてはほぼ申し分のない性能だと思います。
前面のカメラは、まぁそれなりということで(笑)
中国で流行っている自撮り向きではないと思います。
ただ、解像度が低いのでSNSなどの自撮り用カメラとしてはいいんじゃないでしょうかね?

テザリング

驚いたことに、LTE接続だけではなく、WiFi接続時でテザリングが可能です。
用途は限られますが、WiFi接続を行った状態でBluetoothテザリングを行えます。その為にとても手軽なWifi <- Bluetoothブリッジとして使用できます。
この設定が一番生きるのが、このスマホをメインとして使用してタブレットなどをBluetoothテザリングを行って使用している場合にとても重宝するのではないでしょうか?
家に戻ってきてスマホのWiFi接続を行うだけで他の端末の設定を変える必要はありません。

Bluetoothテザリングの利点は帰宅⇔外出時だけではなく、バッテリーからみてもかなり有利です。
Bluetoothは通信速度が出ないので大量のデータ転送は不利なのですが、消費電力がWiFiテザリングと比べて明らかに電池持ちが違います。問題点はBluetoothを接続する時にお手軽なスイッチが無いのでこの本体やクライアント側にもちょっとしたアプリが欲しくなることでしょうか。

手元にあるものはE-MOBILEの端末ですが、この機種はSIMフリー端末らしいです(未確認)。ついでに気になったので、ためしにSIMを抜いてWiFi接続を行ってもこのWiFi -> Bluetoothテザリングが可能でした。(Android 4.1.2、Emotion UI 1.5、ベースカーネル 21.183.12.00.000、カーネル 3.0.8-00815-g5de1905 jenkins@shacidculx395#1、ビルド番号 U9700LV100R001C26B217)
未確認な情報ですが格安SIMを挿してテザリングが「できる」「できない」という双方の情報を見かけることがありました。原因はWiFiテザリングは内部でMOBILE_DUNを使っているためだと思われますが、この設定は提供側(キャリア)に依存し、回線としてはLTEが必須です。 (2015/04/26追記)

問題点

充電時の発熱量が結構あります。
またそれなりのゲームアプリを使い続けているときにも発熱量が結構あります。
そのために充電しながらゲームアプリを使い続けていると高温になってしまうために強制的にスリープか電源が落ちて温度が下がるまで使えなくなってしまいます。
保護カバーや保護ケースを付けて使用していると熱がこもってしまうために裸で使用するより問題が顕著化しやすいです。
カメラ撮影などでもそれなりの時間使い続けていても温度が上がってくるので、普通のカメラのように電源を入れたまま構え続けるような使い方も(消費電力的にも)厳しい気がします。
使用用途としては携帯ゲーム機のような用途には向いていません。

また、グラフィックスチップかメモリーの問題か、それともアンドロイドスマホの問題なのか判断がついていませんが、特定の(ゲーム)アプリで処理が長時間待たされることがあります。
タブレットなどのほかの端末ではそのような現象が発生していないのでスマホ特有なのかもしれません。
ホームボタンなどの操作は可能なので処理が止まっても強制終了や電話を使うことは可能ですが、止まってしまうとひどいときは5分程度アプリの処理が固まっています。
電池残量残量の表示が若干ドーピング気味なのか、警告が表示されてからの減り方がおかしいです。 体感的には残り10%となって電池の画面でレッドゾーンに入ってしまってから減るまでそれまでのカーブの倍以上の傾斜で落ち込みます。
ローバッテリー状態になると裏でアプリが動いているのかもしれませんが、残量表示は10%までと捉えるのが吉です(笑) 。

通信絡みの不具合としてはWiFi接続やBluetooth接続で不安定になることがあります。丸一日中使い続けて1日一回とか2日に一回とかのレベルですが、一回WiFiやBluetoothのみオフ→オンにすれば回復するときもあれば、本体の再起動が必要な時もあります。この辺の問題はどの端末でも付きまとっているので、どちらかといえばAndroidの問題点になってしまうかもしれません。(2015/04/26追記)

忘れてはいけない意外な問題点として、キャリアアプリのE-Mobileのメーラーで不具合があります。
ストレージ容量の空きが2Gか1Gを下回ると空き容量がまだまだあるにもかかわらず、メールの受信がエラーで行えなくなります。
最初はいったい何が問題なのかわからず半分パニックになりましたが、単純に空き容量をもっと増やせば大丈夫です。が、これ問題点ですよね(笑)
ほかにもバグがあったようですが、個人的にはこれ以外気づいたことはありませんが、修正される気配が全くないのが問題だと思う。

全体的な総評

あくまでもスマートフォンとして使用するのであれば申し分のない仕上がりだとおもいます。
電源をいれたまま20分以上使い続けるような使い方は消費電力や発熱量から考えて厳しいものがあります。

microSDカードスロットが無いので、最初はメモリ不足にならないか不安でしたが、巨大なゲームアプリや大量の音楽や動画を入れなければ、問題はありません。
入手当初は手当たり次第にインストールしてあっという間にストレージが消えていきますけど、カメラ撮影などを行っても相当撮り溜めできました。メモリ消失も怖いので適時PCなどへバックアップや移動を行っています。
 意外性があってうれしかったのは、背面カメラの性能が期待以上のものだったことと、タッチパネルの10点マルチタッチや高感度モード、さらに筆圧の代わりとなる点の大きさも判断しているところです。画面が小さいので「使えるか?」といわれれば厳しいですけどね(笑)

意外性ついでに、バンドルソフトとして日本語入力のFSKAREN(カスタマイズ版)とレースゲームアプリのRiptide GPがインストールされています。
日本語入力は、それなりに軽く便利です。Shimejiの問題が騒がれていただけにShimejiではない入力が添付されてたのはうれしかった。(けど、いまだとアップデートされていないので少々残念かな?)
ゲームは結構遊べました。ただし本体が熱くなります(笑)

使い方としては、ちょこちょこ使うような使い方であれば単体でいいですが、ガッツリ使う前提であれば、PocketWifiでタブレットとつなげて使うような感じがおすすめです。
ただしPocketWifiの使用中にスリープモードにしてしまうと、接続が不安定になりやすいです。
現象としては再接続ができなくなったり、ゲームアプリでサーバー接続ができないために「リトライ」が多発したり、最悪つながりません。
これを回避するためには電源ボタンを押してスマホをスリープモードにさせないで維持するほかないようです。

専用のPocketWifi端末であればスリープモードや省電力モードへ移行するまでの時間設定ができるようですが、残念ながらスマホに入っているPocketWifiではその設定項目はありませんでした。

そのために簡単なアプリまで作って公開してあります。 ステマっぽくなるのでここにはリンク貼りません(笑)

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