2021年5月20日木曜日

TreasLin HSV320

HDMIのキャプチャーデバイスです。


製品の見た目はUSB3.0接続で4K画像が取り込めるような仕上がりになっていますが、これは真っ赤なウソです。

実際にはUSB2.0で接続され、HDMIは1080p(1920x1080)が最大となっています。

デバイスマネージャ(接続別)で確認すると汎用USBハブにぶら下がっており、汎用USBデバイスの互換性IDは"USB\USB20_HUB"となっている。

4K入力機器がないので出力がパススルーされているかどうかは判断つきませんが、パススルーというのも正直怪しいです。

ですが実際に出力された映像と音声はPC側よりも早かったので、パススルーではなくても速度低下はそれほどでもないと思います。

(ちなみにFPS値についてはカタログスペックでは60fpsと書いてあったはずなのですが、これも正直怪しく、それなりに落としたほうが安定しそうです。 )

HDMIの特性か、HSV320デバイス特性か判断はつきませんが、出力側のHDMIを接続したタイミングで一旦入力が止まってしまいました。モニターなどの接続は予め行ってからキャプチャ処理を行う必要があります。

内部は小さいながらもちゃんとチップヒートシンクが装着されているので発熱はそれなりにあるものの安心感は高いです。外装に偽りがなければ悪くないと思います。

レビューを見ると時間経過で音声が取り込めなくなったりするようなのでもう少し使い続けて様子を見てみようと思います。